皆さま、新型コロナウイルス感染症の拡大の中、歯科受診に際してご心配、ご不安をもたれている方もおられると思います。 虫歯や歯周病の治療から定期的メインテナンスまで、歯科治療は決して「不要」な治療ではありません。ただ「不急」つまり急を要しない、ある程度の期間の延期は影響がない場合もあります。一方で緊急性のある治療、必要な継続治療を放置しておくと重病化や全身への影響を及ぼすことがあります。ご年齢や全身状況などの点も考慮した上で患者さんと個々に相談させていただくのが良いかと思います。 常日頃から、当院においては歯科治療における唾液や血液の飛沫などから起こりうる肝炎やエイズなどの院内感染予防の為、患者様ごとのグローブ使用、使用器具類・切削器具の滅菌、ディスポーザブルの利用による標準予防策は行っているところです。現在、他にエアロゾルによる感染対策として口腔外バキューム装置の利用、窓の換気、3密を避ける対策などを加えた「新型コロナウイルス感染予防対策」をとっております。 我々スタッフにとって感染リスクの高いとされる歯科医療の現場ですが、これまで歯科医療を通じての患者さんへの感染の報告はありません。(5 月12 日現在) これまで同様、感染予防策を徹底し、皆様のお口の健康、全身の健康を守るために取り組んでいきたいと考えています。 |